犬の年齢、シニア犬、ハイシニア犬は何歳から?犬の大きさ別の年齢を人に換算する考え方や症状も紹介!

犬との暮らし

シニア犬やハイシニア犬とは何歳からなのか?年齢は犬の大きさで違うのか?

また小型犬や中型犬と大型犬の年齢を人の年齢に換算する考え方や症状も書いています。

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シニア犬とハイシニア犬の違いは?

シニア犬って、はたして何歳から言われるのでしょう?

だいたい7歳過ぎると成犬からシニア犬に、ライフステージが移行します。

では、ハイシニアとは何歳から言われるのでしょう?私の見解では、平均寿命よりも上の年齢です。

犬の平均寿命は、犬種にもよりますが13歳前後です。


現在では、フィラリアやフロントラインのケアが行き届いており、室内飼いも多く、食事に気をつける人が多くなったおかげで平均寿命が延びましたね。        

でも、キャバリア、パグ、シーズー(鼻短犬種)などは、平均寿命が10歳から12歳前後となっていました。

キャバリアは、先天的に心臓の病気を患うからわかる気がするけど、パグ、シーズーは意外ですね。

よく聞かれるのが、なんで大型犬の方が寿命が短いと言われるんでしょうか?

気になったので獣医さんに聞いてみました。

すると、1歳の段階では小型・中型犬の方が大型犬よりも人間年齢が上でした。

犬の年齢を人に換算する考え方

【 小・中型犬の計算式 】

(犬の年齢+4)×4=人間の年齢 

【 大型犬の計算方式 】

12+(犬の年齢-1)×7=人間の年齢

 

では、実際に計算してみましょう。例えば、10歳で計算してみると、このようになります。

小・中型犬の計算式

(10歳+4)×4=56歳

大型犬の計算方式

12+(10歳-1)×7=75歳

見て分かるとおり、小・中型犬と大型犬同じ年齢のシニアでも違うんですよ。

大型犬は10歳迎えると長生きしてると言われます。

計算方式を覚えておくといいですよ。

愛犬の体験談

実際に愛犬リンリンはゴールデンレトリバーの14歳でしたが、見た目が若かったので、年齢のことをすっかり忘れていたことがあります。

愛犬が階段を上り下りで嫌がったときに、「あ、そうだった、人で例えると103歳くらいだった」ということに気づいたことがあります。

愛犬も迷惑そうな顔して、しまいには、もっと労われとオーラを出しまくっていました。

シニアの愛犬ゴールデンレトリバーとミックス犬が労わり合っています。

見てください、言葉はいらない、この愛犬通しの寄り添う姿ですよね。

見た目が若く見えても実はおじいちゃん?おばあちゃん?なのかもしれませんよ。

もっといたわってあげなくてはいけませんね・・・反省。

ひとつ教えておいた方が良かったなと思ったことが、それは「おんぶ」です。

30㎏の体重の大型犬は、動けなくなると2倍の重さになるのです。

女性が一人で抱えられる重さではないですね。

そこで、体重移動させるためにどうしたらいいかを試行錯誤しました。

色々試した結果、その中でも良かった方法が、取っ手のついた介護用ベッド、または大判のタオルやシーツを半分にして、愛犬を乗せて移動させることでした。

シニア犬とハイシニア犬の症状

ではシニア犬とハイシニア犬にはどんな症状が起きてくるのでしょうか?

ここでは体験談をもとにお話ししますね。

シニア犬の症状

7歳ぐらいになるとシニア犬の仲間入りになります。

どういう症状になると思いますか?

例えば、行動でいうと、物音に敏感になって良く吠えて教えるようになるのに、飼い主は気づかず、怒っている人が多いです。

あなたも「なんで吠えるの?うるさい!!」て言ってませんか?これも今までは平気だったのにシニアになった証拠なんです。

陽だまりを見つけては、良く寝るようになり、無駄な動きが減るようになる気がします。

散歩のときには、ぐいぐい引っ張ることが少なくなり、愛犬と並んで散歩がしやすくなりますね。

食べ物でいうと、フードやおやつの好みが変わってきます。

固い物を自ら銜えなくなります。

特に骨付きのガムなど。昔は、喜んで銜えて走ってたのに、人間と同じく年齢には勝てないですね。

これは、口臭が出始めて歯石が原因だったりします。

他には白内障予備軍も多くなります。

ハイシニア犬の症状

ハイシニア犬は、平均寿命よりも上の年齢と位置付けてますが、身体の構造からかなり弱ってきます。

五臓六腑を全部使い切って天寿全うしていく年齢の子たちです。

例えば、徐々に歩けなくなってきます。

後ろから見るとX脚になり、踏ん張りがききません。

そして、散歩も長い時間できなくなります。

食べるものも柔らかいものが大好物になりますね。

最近のヒットはイナバのチュールの液状になったものでしょうか。

液状だと、飲みやすいので薬を混ぜたりと重宝しますよね。

愛犬が思い残すことなく、中毒性のない美味しいものを食べてもらっています。

やっぱりここまで生きてきたご褒美ですよね。

そして、大好物の物をいらないという時が来ます。

これは最期のお別れのサインです。

食べられなくなると、あとは水分補給しか方法はありませんでした。

ペットロスにはなるのですが、その間に心の準備と今できる最高最善を飼い主として果たしてあげることが大切だと感じました。

まとめ

いかがでしたか?今回は、シニア犬、ハイシニア犬の年齢についてや愛犬の年齢を人に換算する方法や症状を体験談を交えてご紹介しました。

年齢が犬の大きさで違うことを発見できたかと思います。

また、犬の平均寿命を知ることにより、自分の愛犬の健康状態がわかり、無理させることも無く、穏やかな犬生が送れることでしょう。

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