この記事は、老犬が突然歩けなくなったときの対処法や、シニア犬をどうやって補助すべきなのか、実際にあった飼い主さんの体験談に基づいて書いています。
突然やって来る、もし老犬が歩けなくなったら?
あれ?さっきまで歩けてたのに?まさか動けないの?飼い主さんにとって、この経験はしたくないことの一つですね。
しかし、突然やってくる、よくある話なんですよね。
ましてや歩けなくなって初めて老いた愛犬が、愛おしくてたまらなくなってしまう。
こうなったら、「自分だったらどうして欲しい?」と思いませんか?
今回は、タイミングよく、たまたま知り合いの飼い主さんから、なるほどと思うことが聞けましたので、その飼い主さんの実話をご紹介しますね。
愛犬が歩けなくなってしまった飼い主さんの実話
飼い主さんの実話1
突然歩けなくなった17歳のMIX犬の飼い主さんは、たまたま犬用の車椅子をメルカリで見つけて購入したそうです。
へぇ~、メルカリで何でも手に入るんだなと思ったのは私だけでしょうか?!
飼い主さんは、ヘルニアで車椅子を使用するというのは聞いたことがありましたが、老犬になった愛犬が歩きにくそうと感じてピンときたそうです。
こちらの動画が実際に使用した車椅子です。
スピードも速くて上手く乗りこなしてます。やれば、出来るですね。
@gokaibasama #愛犬との別れ #最高の相棒 #安らかに眠ってね ♬ sangatsu no kaerimichi – HIRAIDAI
本当に頑張って18歳を目前に虹の橋へ旅立ちました。
お話では、自分たちが寝ている間に、苦しまず眠るように息を引き取ったのかな?と連絡がありました。
飼い主さんは、お家も愛犬のためにいろいろ工夫しているようで、大変と言いながらもいろいろ対策を立てて、少しでも愛犬が元気に暮らせるようにされていました。
最後まで諦めないで最高最善を尽くしていただいたことに感謝申し上げます。
飼い主さんの実話2
さて、こちらも18歳パピヨンの飼い主さんです。
飼い主さんによると、さっきまでウロウロしてたのに、突然腰が砕けたみたいになり、立てなくなったそうです。
実は「急に立てなくなった」と私に電話がかかって来たんですよ。
すぐに来れるというので連れてきてもらいました。
まず状況を聞き、原因を探りながら触診すると痛がりはしませんが、膝にボルトが入っていたことがあり、昔から膝が弱かったそうです。
それから筋肉を緩めていきながら、どこまで曲がるのか調べました。
前足は異常なく、むしろ強いくらいでしたが、やはり右足に原因があるらしく、上手く曲げてしゃがめません。
ここだわと、飼い主さんにも触ってもらい確認してもらいました。
キャンとも言わず目を細めています。
この表情は「そこだよ」って教えてくれてて、犬が触らせてくれるので脳からのセーフティロックがかからないとこまで施術ができました。
そのときの写真はこちらです。
この施術は人にも効果が出ます。
あれからなにごともなく、バックすることまで出来ています。
こうして飼い主さんがセルフケアを出来るように指導するのが私流です。
だって愛犬は飼い主さんが大好き!!ストレスをかけないのが一番です。
飼い主さんには、できるまでわかりやすく教え、「私は24時間体制で一緒だからね~」って愛犬に伝えてねと話しています。
また、老いからくる足元のヨロヨロしたり歩きにくそうなときは、バンテージやタオルで腰の部分の補助してあげる方法も愛犬たちは喜んでると思います。
なぜかって?
バンテージやタオル見せると、しっぽをブンブンして教えてくれるので、わかりやすいです。
これは寝たきりになる前なら有効活用できます。
使用していたバンテージは、これです。
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私は、よくはじめの1歩が出やすくするときに私は使いました。
なんと、人間用のエステで使用するバンテージを代用して、歩けるようにサポートしていました。
伸び縮みがワンちゃんたちの重さで、程よくフィットする感じです。
今は、介護用品や便利グッズも豊富な時代ですから、あきらめないで「愛犬に必要な物はこれだ!」で探してみてくださいね。
まとめ
飼い主さんなら老犬ゆえの悩み、数え切れないほどあるでしょう。
でも、歩けなくなると一番悲しむのは自由に動けなくなる愛犬でしょう。
犬もストレスから生きる気力を失うこともあります。
愛犬が諦める前に優先すべきことは、補助したり対策を練ることですよね。
実際に獣医師さんに相談したら、サプリメントとマッサージをすすめてくれました。
どんな状況になっても飼い主さんが、でんと構えていれば、それだけで愛犬も安心するものです。
焦るな危険!!頼もしい飼い主さんが愛犬を救います。
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