こんにちは。
皆さんの家で飼われている猫は、しゃっくりをしたりしますか?
中には体質でしゃっくりをする猫もいると聞きます。
うちの猫は、あれ?しゃっくりかな?と心配でオロオロしていたら、実際は毛玉を吐き出しただけでした。
でも、愛猫の様子がいつもと違っていたら、ちょっと心配ですよね。
私の友人は、重大な病気かもしれないと思って慌てて動物病院に連れて行ったそうです。
今回は、そんな猫のしゃっくりについて気になったので調べてみました。
猫も生理現象としてしゃっくりが出る
人間と同じように、猫も生理現象としてしゃっくりが出たりします。
ただ、人間のように音が出ることはありません。
そのため、傍からはお腹がヒクヒクと痙攣しているだけのように見えることが多いようです。
原因は、他の動物と同じで横隔膜が不随意な痙攣を起こすこと。
特に健康に影響はないので、様子を見ていれば自然におさまります。
病気が原因でしゃっくりすることもある
だとしたら、しゃっくりを見て驚いて病院に連れて行った友人の行動は行きすぎかというと、必ずしもそうとは限りません。
というのも、猫のしゃっくりは病気の疑いも否定できないからです。
そこで、しゃっくりが見られる際に疑われる猫の病気について調べてみました。
呼吸器系
しゃっくりだと思って放置していたものが、実は猫の咳であったというケースがたまにあります。
その場合、喘息などの呼吸器系の病気が疑われます。
しゃっくりのようだけど音が出ている、しばらく待ってもおさまる気配がないといった場合は、動物病院に連れて行ったほうがいいでしょう。
循環器系
心臓が病気で肥大し、横隔膜を圧迫すると、それがしゃっくりとして現れることがあります。
これは重篤な症状なので、猫がしゃっくりで苦しそうにしていたら要注意です。
なるべく早く獣医さんに相談しましょう。
脳や神経系
まれにですが、脳や神経系の異常でしゃっくりが続くということがあります。
前テレビでやっていたのですが、人間も脳腫瘍でしゃっくりが止まらなくなったりするらしいですね。
これはめずらしい現象のようですが、あまりにも長期間しゃっくりのような痙攣が続いていると思ったら、生理現象ではない別の原因があるかもしれません。
猫はストレスでしゃっくりをすることも
考えられる原因として、ストレスがあげられます。
例えば人間も、不安になると呼吸がうまくできなくなって、パニックのような状態になることがありますよね。
緊張する場面で、胃腸の調子が悪くなった経験のある方もいるでしょう。
こうして、呼吸が速くなったり胃腸が収縮したりすると、それが横隔膜を刺激してしゃっくりが発生してしまうことがあるのです。
ストレスが原因のしゃっくりは、病気ではないので即座に影響が出ることはありません。
しかし、ストレスに長い間さらされることは、長い目で見ると猫の健康に良くないのは当然です。
思い当たる原因がないにもかかわらず長期間ヒクヒクしているという場合は、猫のストレスの理由を探して解消してあげたほうがいいでしょう。
猫がしゃっくりをしていたらどうすればいい?
猫がヒクヒクとしゃっくりの症状をしていたら、基本的には様子を見て落ち着くのを待てば大丈夫です。
人間と同様、通常は長くても半日程度でおさまるはずです。
ただし、更にしゃっくりが続くという場合や、他に気になる症状を見かけたら、迷わず動物病院に連れて行きましょう。
病気は早期発見が大事なので、愛猫に長く健康に生きてもらうためにも、こまめに気にかけてあげるようにしてくださいね。
猫のしゃっくりは基本的には心配不要
今回は、「猫のしゃっくりは心配ないのか?」まとめてみました。
猫も人間と同じように、何かの拍子にしゃっくりが出て止まらなくなることはあります。
なので、お腹が痙攣しているのを見ても基本的には慌てる必要はなく、しばらく見守っていてあげればいいでしょう。
しかし、長く続く場合や様子がおかしい場合は、必ず動物病院で診察してもらうようにしてください。
私も、うちの猫がしゃっくりをしていないか、今度じっくり観察してみようと思います。
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